壁付け収納・吊戸棚を追加する前に確認したい、下地・高さ・扉・配線
収納を壁に追加すると、床を狭くせずに物をしまえます。一方で、石こうボードだけに固定したり、扉が照明や窓に当たったりすると、安全性や使いやすさを損ねます。千葉・東京のマンションで壁付け収納や吊戸棚を検討する方へ、工事前に確認したい点をまとめました。

この記事の確認ポイント
1.しまう物と重さを先に決める
日用品、食器、書類、家電など、収納する物と置く場所を一覧にします。棚板やキャビネットの許容荷重は商品ごとに異なるため、見た目や外寸だけで決めず、取扱説明書・施工説明書で確認します。重い物は高い位置を避け、出し入れする人の身長も考えましょう。
2.壁の下地と固定方法を確認する
メーカーの施工資料では、キャビネット固定部に補強木を設け、柱や間柱などの躯体へ固定する条件が示される製品があります。既存壁の下地位置が分からない場合は、探知だけで決めず、必要に応じて壁を開けて確認・補強します。製品ごとの指定ねじ、本数、下地寸法に合わせることが重要です。
3.配線・配管・換気設備を重ねて確認する
壁の中には電線や給排水管、換気ダクトが通っていることがあります。コンセント、スイッチ、分電盤、点検口、給排水口の位置を図面と現地で確認し、固定ねじや収納本体が干渉しない計画にします。家電を収納する場合は、電源と放熱・点検の空間も確保します。
4.扉の開きと手が届く高さを確認する
開き扉が窓、照明、換気扇、入口ドアに当たらないかを確認します。収納の奥行きによっては頭をぶつけやすくなるため、通路や洗濯機・便器・洗面台の前で立ち上がる動作も重ねて見ます。踏み台を常用しなくても出し入れできる範囲に、よく使う物を配置しましょう。
5.クロス工事と補強工事の順番を決める
補強のために壁を開ける場合は、下地工事、配線・配管確認、ボード復旧、クロス仕上げ、収納取付の順番を整理します。クロスだけ先に張り替えると、後から補修範囲が増えることがあります。内装工事と収納工事を同時に計画すると、仕上がりと工期を調整しやすくなります。
ROOMへの相談に用意したいもの
収納を付けたい壁全体、床から天井、近くの窓・ドア・スイッチ・設備が写る写真と、おおよその幅・高さをご用意ください。しまいたい物と希望する扉の有無も伺い、現地で下地、配線・配管、動線、仕上げ範囲を確認します。


