LIXIL、キッチン防災調査を公表 備蓄収納と散乱対策を提示
LIXILは2026年10月29日、公式サイト来訪者114人を対象に実施した『キッチン空間における防災意識と食の備蓄に関する調査』の結果を公表しました。10月30日当日の新発表ではなく、キッチン収納と避難動線を見直すきっかけになる直近の正式情報として紹介します。

この記事の確認ポイント
正式発表:キッチン防災に関する調査結果を公表
LIXILは、災害時の在宅避難、温かい食事、ローリングストック、地震時のキッチン内の危険について調査し、日常の使いやすさを非常時にも生かす『フェーズフリーなキッチン防災』として確認項目を紹介しました。
発表日と調査期間を区別
公式公表日は2026年10月29日、調査期間は6月1日から7月6日です。10月30日に新製品が発売・実施されたという記事ではありません。調査はLIXIL公式サイト来訪者114人へのインターネット調査であり、日本の全世帯を代表する統計とは限りません。
回答者の83.3%が在宅避難を希望
調査では83.3%が災害時に在宅避難を行いたいと回答し、86.8%が家族の健康や安心のために普段通りの温かい食事や好みの料理が必要だと回答しました。一方、建物の傾きや損傷、浸水・土砂災害などがある場合は在宅避難が適切とは限らないため、地域の防災情報に従う必要があります。
備蓄の課題は、見えにくさと重い物の置き場所
ローリングストックの課題として、奥へしまって賞味期限切れにすることが45.6%、水や缶詰など重くかさばる物の置き場所に困ることが39.5%でした。リフォーム時は、備蓄量だけでなく、期限を確認しやすい引き出し、低い位置で出し入れできる収納、床へ直置きしない場所を検討します。
地震時は、割れ物の散乱と避難経路を確認
地震時に危険と感じる場面では、割れた食器や調味料が床へ散乱して足場を失うことが54.4%で最多でした。重い物・割れ物を高所へ置かない、食器棚を固定する、扉や吊戸棚の耐震ラッチを確認する、冷蔵庫や家具が出入口を塞がない配置にするなど、キッチン単体ではなく避難動線まで確認します。
商品名だけで安全性を判断しない
耐震ラッチや収納の仕様は、製品・扉・設置条件で異なります。後付け部品も、扉の構造や取付位置によって使えない場合があります。家具固定、下地、コンロの安全機能、停電・断水時の使い方を、製品の取扱説明書と建物条件に合わせて確認してください。
ROOMへの相談に用意したいもの
キッチン全体、食器棚・吊戸棚の内部、冷蔵庫、出入口と通路、備蓄品の置き場、壁の写真と、収納したい物の寸法をご用意ください。千葉・東京の住まいで、収納の固定、扉、下地、避難動線、内装補修を含む工事範囲を整理します。本記事はROOMの施工実績や、特定製品の防災性能を保証するものではありません。


